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「虚無僧明暗」(こむそうみょうあん)
主家(あるじ)無くして 裃(かみしも)脱いで
偈箱(げばこ)を胸に 着流し姿
刀(かたな)納めて 尺八差せば
普化(ふけ)の韜晦(とうかい) 虚無僧修行
夢よ叶えと 時節を待って
鎮魂の心教える 明暗寺(みょうあんじ)
武士であればの この身が辛い
剃髪(ていはつ)せずに 天蓋(てんがい)被る
読経代わりの 尺八吹いて
天下御免と 托鉢行脚
いつか仕官の 望みをつなぐ
鎮魂の響き伝える 明暗寺
虚無の世界へ 尺八誘う
一音成仏 鈴の音(ね)移し
妙音(みょうおん)霧海篪(むかいぢ)
虚空(こくう)と虚鈴(きょれい)
音にすべての 教えを込めた
我が献笛(けんてき) 本曲みっつ
鎮魂の命称える 明暗寺
※ 最近はとんと見なくなりましたね。
[14330へのレス] 無題 投稿者:
奈良市 徳田 勝行 投稿日:5/10-02:56曲をいただきました。 歌入れを準備中です。 ありがとうございました。 感謝!
安寿恋しや ほうやれほ
厨子王恋しや ほうやれほ
鳥も生あるものなれば
とうとう逃げよ追わずとも
母に甘えてせがんだ物語り
頬をよせて 山椒大夫 話したね
今でも温もり覚えています
振り向けば
母に添い寝のやすらぎ ふと恋し
母の命に寄り添う朝まだき
寝顔向けて 有難うと 絞り出す
涙を隠してうつむく僕に
手を延べた
母のか細い指さき重すぎた
花の香りも空しい枕もと
額さすり ほうやれほと おまじない
母さん母さん聞こえてますか
聞こえたら
まぶた開いてぴったり抱き寄せて
来年「山椒大夫」が映画化されるとのことで
8年前の作品書き直しました。
3番は夜明け前が歌詞に馴染まずやむなく
朝まだきにしました。
青色の絵の具 夏の空 広がる
五色の虹に 若葉が飛び出した
季節は色変わり 和紙みたいなこの葉
君のこと思いだす 気が付けば誕生日
たわいもない出来事に 幸せ見つけた日
We love you あれはきっと これからの思い出
君の景色を見よう 顔を上げてごらん
日曜日は出掛けようか 僕と手を繋ぎあって
路面電車の響き 雲に伸びる稜線
鴨が泳ぐ水面に 日が落ちる
昔の淡い切なさ グラスに浮かぶ氷
和紙のように強く しゃんとした君がみえる
記憶の果て見てる 溶けないように願う
We love you あれはきっと これからの思い出
君の景色を見よう 顔を上げてごらん
日曜日は出掛けよう 僕と手を繋ぎあって
たわいもない出来事に 幸せ見つけた日
We love you あれはきっと これからの思い出
君の景色を見よう 顔を上げてごらん
日曜日出掛けようか 僕と手を繋ぎあって
君の景色を見よう 顔を上げてごらん
日曜日は出掛けよう 僕と手を繋ぎあって
背中についた 爪あとで
こころ変わりに 気付いたわ
あなたが吸った ラークが二本
今夜の時間 教えているの
雫にぬれた ガラス窓
映るわたしに 降り積もる
ふわり ふわ ふわ 雪蛍
何度も決めた 別れのときに
昨日切ない 今夜まだ 嗚呼・・・愛しい
私を抱いた その腕で
今夜あなたは 誰を抱く
携帯電話 かけられないわ
「さよなら」言えず 泣きそうだから
ため息つけば 白い息
寒いこころに 降り積もる
ふわり ふわ ふわ 雪蛍
ほんとの最後 別れのときに
明日寂しい 今夜まだ 嗚呼・・・恋しい
朝霞生さん作曲、歌唱作品です。お聞きいただければ幸いです。2007年製作
あなたはいつか 橋ができたら
北へと帰る 磯鷸(いそしぎ)よ
こんな小さな 島の中
本気でわたし 愛したら
うわさの礫(つぶて) あなたを責める
遊びでいいわ 遊びでいてね
夜と朝の あいだだけ
魂(こころ)で 愛して
わたしはそうよ ずっと前から
飛べなくなった 椋鳥(むくどり)よ
港寄り添う ネオン町
ばあちゃんおいて 出られない
あなたはきっと 明日に困る
遊びでいいわ 遊びでいてね
腕に抱いて 眠らせて
夜明けが くるまで
遊びでいいわ 遊びでいてね
夜と朝の あいだだけ
魂(こころ)で 愛して
YOKOさんの熱唱、お聞きいただければ幸いです。2007年製作
里の香りが するような
ゆかし福寿草
いつのまに花開き 春を告げてます
今のわたしにも 微笑みかけてる
とても大事な 夢がある
きっときっと 根を張って
きっときっと 芽吹いてく
見守りください
ふるさとの町で
赤い夕陽に さそわれて
空を見あげれば
だれが吹く祭り笛 あなた思い出す
ひとはよわいのね ひとりが寂しい
ましてはなれて暮らしては
そっとそっと おもかげを
そっとそっと しのんでる
待っててください
ふるさとの町で
雪をはねのけ 咲いていた
あなた福寿草
噂にも負けないで 耐えてくれたのね
わたし泣かないわ あなたがいるから
心やさしい その胸に
きっときっと かえります
きっときっと おくれても
一緒に咲きましょ
ふるさとの町で
*家マークからお聴きいただけます
[14868へのレス] 無題 投稿者:
浮舟 投稿日:4/13-13:50 <HOME>福寿草はとっくに咲き終わっていますね。
10年位前の作品です。
[14868へのレス] 無題 投稿者:
秋村泰好 投稿日:4/13-17:46しっかりミキシングされて、歌はスタジオ録りの響きがしていますね。
いい曲を聴かせていただきました。
[14868へのレス] 無題 投稿者:
浮舟 投稿日:4/14-10:58 <HOME>秋村さん聴いてくださってありがとうございます。
きれいな夕日は いつだって
見飽きる前に 沈んでしまう
人影まばらな 中埠頭
わかってたんや うちらには
恋人未満が ふさわしい
守れん約束 しないのが
あんたのよさで さびしいところ
潮風つめたい 中埠頭
写真ばっかり 撮るんやね
くれるてゆうても いらへんで
それでも好きやて ゆうたかて
汽笛に声が 消されてしまう
あかりが目に沁む(しゅむ) 中埠頭
あんたはそばに おるけれど
世界で一番 遠い人
[14859へのレス] 無題 投稿者:
秋村泰好 投稿日:4/11-10:13関西弁というのか、大阪弁というのか、いい味が出ますね。
「中埠頭」というのは無機質な感じがする作品名ですが、地元の方には、きっと意味のある響きがするのでしょうね。
蛇足ですが、「恋人未満」は、「90年代にトヨタのCMで使われたのが最初」という説があるようで、「特徴的&出自がはっきりしてそうな既成フレーズ」を歌詞に取り込むのは、不利かもしれません。
[14859へのレス] 無題 投稿者:
みらく 投稿日:4/11-22:40
>秋村さん
関西弁だと附曲がむずかしくなるのですが、つい使いたくなります。大阪南港には海遊館や天保山のような観光スポットがありますが、中埠頭はそこから少し離れていて、大型施設はあるもののちょっとさびしい場所です。
「恋人未満」、自分でも調べてみました。落ち着いて考えれば、キャッチフレーズだと気づくはずですよね・・・慎重にならなければと思います。勉強になりました。どうもありがとうございました。
学生時代を 過ごした古都を
旅する僕は 白秋の男(ひと)
この町で愛した きみよ
今僕は きみに逢いたい
葉桜並木 鴨川のほとりで
あの頃作った 歌を口ずさむ
仕事に捧げた 半生だった
気づけば僕は 白秋の男
一番の後悔は きみを
この出雲路橋(はし)で 手放したこと
青春、朱夏と 辿りきた道のり
全てのものみな 流れゆくさだめ
黄昏はじめた 愛宕山(あたご)の空を
見つめる僕は 白秋の男
この街で別れた きみよ
今どこで 暮らしてるのか
心に空いた 風穴が震える
帰らぬ思い出 遠い歳月よ
学生時代を 過ごした古都を
旅する僕は 白秋の男
[14806へのレス] 無題 投稿者:
秋村泰好 投稿日:3/16-15:52 <HOME>何年も前から「赤文字」の連貼りが始まると、直後からサイトが無人地帯になってしまうので、いつも心配していたんですけど、蜃気楼さんが「赤文字」の傍若無人な連貼りをものともせず、意欲的な作品を投稿されましたこと、当サイト・作詞教室にて手ほどきを受けた者の一人として、とても嬉しく思います。
[14806へのレス] 無題 投稿者:
蜃気楼 投稿日:3/16-21:05 <HOME>そうなんですか・・・。そういえば たしかに、以前投稿させていただいていた頃は、【投稿は1人につき 1コーナーに1日作品まで】と、先輩方から教えていただいてた気がします。
大西様、できれば1日1作品投稿にしていただければと思います。よろしくお願いします。 秋村様、あちらの投稿版でのコメント、ありがとうございました。同門門下生として、よろしくお願いいたします。
あなたの香 染み付いた
浴衣に鋏 入れる秋
全てを捨てて 嫁ぐ日に
遺して行けぬ 恋衣
幼い恋の あれこれに
最後の別れ 告げる今日
名前も変えて 生きるため
連れては行けぬ 恋衣
ふたりの日々を ちりばめた
写真とともに 燃やす午後
それでも好きと 伝えたい
あなたに届け 恋衣
ふたたび出会う その日まで
思い出みんな 預けます
全てを捨てて 嫁ぐ日に
天(そら)へと昇れ 恋衣
*附曲予定
湯煙 しおかぜ ふるさとの駅
ふたりで ひとつの 旅かばん
こころの そこから 感じます
あなたが あなたで よかったと
和倉の 五月は 夫婦日和です
花嫁 のれんを くぐった日から
苦労も しました 九十九(つづら)坂
今では すべてが 思い出ね
今日まで ほんとに ありがとう
照れ屋の あなたが ぽつりつぶやいた
去年の 秋には 娘も嫁ぎ
ふたりに 戻って 里帰り
青春 過ごした この町で
あなたに もいちど 恋をする
和倉の 五月は 夫婦日和です
***歌:YOKOさん、作曲:つきのまひるさんです。お聞きいただければ幸いです。
道頓堀(とんぼり)慕情
川面に映る 夜の顔
ネオンに色添え 鮮やかに
消えては点いて また消える
水は流れて いるけれど
流れる事さえ 忘れたの
今夜も道頓堀 一人川
化粧も濃いめ 夜の華
酒場のあかりに 身を委ね
燃えては醒めて また燃やす
恋の炎の 薄情け
写した川面に 流したい
今夜も道頓堀 一人川
酒場の女と 言われても
恋して燃やした 夜もある
惚れては駄目と 知りつつも
消えぬ男の 影一つ
明日になれば 昼の顔
隠して道頓堀 一人川
花火の閉じた 夏の宵
銀河を渡る 弦月の舟
空からそそぐ 静寂を
打ち消すように 立ち上る声
宵蛙 一期は夢よ ただ歌え
漂う星に 生まれた奇跡
家路を急ぐ 人の波
名残の花火 浴衣の模様
川風つたう 恋唄は
現世の夢か 一夜の契り
宵蛙 一期は夢よ ただ歌え
愛するものに 思いのたけを
祭りの退いた 露店の灯
水面に揺れて 香る露草
空にも響く 斉唱は
夜毎の宴 今を盛りと
宵蛙 一期は夢よ ただ歌え
消え行く朝に 輝くために
[14776へのレス] 無題 投稿者:
蜃気楼 投稿日:2/23-09:59 <HOME>これも10年以上前の作品ですが・・・。作・編曲、歌唱はsaiさんです。お聞きいただければ幸いです。
雪見障子に 茜雲
風花ひらり 夕かがり
誰かを泣かせた 恋でした
次は私が 泣く番ね
今日をかぎりと 決めた逢瀬に
瞳も染める 紅の雪
古都を見下ろす この部屋で
数えた恋路 綴れ織
最後の女に なりたいと
口に出せずに 終わるのね
頬に冷たい 夢のひとひら
明日はないわ 紅の雪
すぐに解かれる 帯締めて
浴衣の襟を 合わせます
あなたは夢二の ままでいい
心がわりは 責めないわ
一生一度の 愛のかたみに
心に積もれ 紅の雪
***付曲済です***
[14769へのレス] 無題 投稿者:
蜃気楼 投稿日:2/19-17:15 <HOME>10年以上前の未公開作品です(冷汗)。作曲・歌唱は 朝霞生さんです。皆様にお聞きいただければ幸いです。
白い 砂浜 海沿いの
夕陽 眩しい 古い部屋
今は とっても 幸せよ
だけど 不安が 付きまとう
私は 年上 ひとまわり
いつか あなたに 捨てられる
波が 荒れても 凪が来る
喧嘩 したって それも愛
今は 互いに 熱いけど
燃える 炎は 消えるのよ
女の 盛りは 短いの
だから その先 怖いのよ
いつか この身が 邪魔になる
とうに 飽きたと 言われるわ
今は 優しく 過ぎるけど
泣いて 悔やむの 嫌なのよ
身を引く 潮時 今だから
涙 見せずに 別れるの
ちょっとほのぼの系を…
決っして 美人じゃ ないけれど
いつも 笑顔で 傍にいる
街を 歩けば ついて来る
付かず 離れず 後を追う
そんな お前が 愛おしい
俺の 自慢の 女房殿
健康 一番 酒のあて
いつも 野菜が 卓囲む
酒の 飲み過ぎ いけないと
割った 焼酎 水のよう
そんな お前が いてくれる
俺の 相棒 女房殿
寝言を 時たま 言うけれど
いつも 夢でも 笑ってる
寝ても 覚めても 子のように
ずっと 傍から 見てくれる
そんな お前が 宝物
俺の 命よ 女房殿
[14729へのレス] 無題 投稿者:
前江橋郎 投稿日:2/14-13:58はじめまして。胸の想いが実によく表れていて、もう上手とか下手とかを超越した詞ですね。心をうたれました。
[14729へのレス] 無題 投稿者:
ノブ コウキ 投稿日:2/15-04:21前江さま、お褒めの言葉ありがとうございます。女房にはいつも感謝しているのですが、半分以上は理想が入っているのが現実で有ります。
前江さまの詩も関心して見させて頂いております。今後も宜しくお願い致します。感謝です。
二人の思い出 残っただけで
私はいいの 幸せと
嘘だとわかる 一言が
今も哀しく 囁くように
青戸の入江に 寄せる波
ささいな事にも 子供のように
無邪気な顔で 喜んだ
大事な君は 今どこに
いつも二人で 歩いた日々と
今日も入江は 同じ波
夢なら覚めれば 戻らぬけれど
この手に抱いた 幸せが
するりと逃げて しまうとは
かえすがえすも 嘆きの涙
青戸の入江も 霞んでる
花を飾れば ひとりの暮らしでも
つらくないわと きどってみたけれど
気がつけば灰皿に 帰るあなたを
待っているの
季節変われば 別れたひとなんて
忘れられると 思っていたけれど
吸殻の匂いまで 消えるものでは
なかったわ
だからあなた まだ せめて
声がとどくものなら
おまえ強がりなど よしなよと
叱ってほしい そう 強く
おれは負けたら 生きてはゆけないと
きいて不思議に 思っていたけれど
夢みてるそれだけで 甲斐性なしだと
言っちゃ罪ね
仕事終われば あなたのことばかり
愛をわすれて 冷たくした罰ね
言い合えるふたりなら それでいいのと
わかったわ
もしも時が 絵のように
過去を映すものなら
すべてわだかまりは 塗り替えて
やり直しても もう いいの
だからあなた まだ せめて
声がとどくものなら
おまえ強がりなど よしなよと
叱ってほしい そう 強く
冬嵐まいて 雪が飛び
ドーンと荒波 打ちつける
空に凍雲 日本海
あなたを追いかけ 此処に来た
探しちゃならぬと 海が云う
行く手阻むか 北の街
吹雪に混じる 波の花
視界が先まで 覆われる
泡に呑まれる 海づたい
私を捨て去り 別の女
お前は来るなと 云うのかい
許す事など 出来ぬのに
噂をあてに 夜の街
何処にも姿は 見えはせぬ
心あきらめ 日本海
あなたの愛など もういらぬ
戻らぬ男など 捨てて行く
全て呑み込む この海に
辛く 苦しい 浮き世に 生まれ
なんとか 此処まで 生きて来た
都会の 片隅 埋もれる ように
堕ちも しました 底の底
暮らし 貧しく ただ世知 辛く
冷たい 北風 浴びもした
子供と 我が親 養う ためと
この身 削って もがいてる
見えぬ 定めか 運命 なのか
沈んだ 女は 浮かべない
しがない つまらぬ この世だ けれど
一所 懸命 生きている
だけど 所詮は 女の ぼやき
誰にも わかっちゃ 貰えない
それでも いつかは 必ず 咲かす
だから 夢だけ 捨てはせぬ
もしも 願いが 叶うなら
会って ひとこと 詫びたいよ
格好 ばかりの この俺は
あまりに 子供 だったよね
浮気 ギャンブル 朝帰り
いつも 泣かせた
いつも 泣かせた ひどい奴
もしも 家族が 出来たなら
続く 幸せ 祈ってる
今でも ひとりで いるのなら
すぐにも 会いに 飛んで行く
やっと 大人に なれたから
今は 出来るよ
今は 出来るよ 幸せに
もしも 許して くれるなら
君に 一生 尽くしてく
昔を 改め やり直し
今度は 二度と 泣かせない
だから も一度 暮らしたい
きっと するから
きっと するから 幸せに
愛しちゃいけない 密かなこの恋
ショパンのピアノを 弾いてるあなた
妻のあるひとだもの 優しさだけ
わかっているのに 焦がれたわたし
きらめくお酒と ピアノのクラブは
おとなの香りが 酔わせる世界
妻のあるひとだもの 見つめるだけ
ワルツのいざなう 夜更けがこわい
渡れば戻れぬ あぶないこの橋
夢なら幾度も 通えたけれど
妻のあるひとだもの ひと夜の愛
ショパンの調べに 抱かれるわたし
探しちゃいけない 逢えないこの身に
ラジオの奏でる ショパンがつらい
妻のあるひとだもの 仮りそめだと
わかっていたのに こぼれる涙
*だいぶ男性の願望も入ってますね^^
山が泣かせる こみあげる
幾年月が 過ぎたのだろう
ここはふるさと 湖の
底深く 静かに眠る町
二度と返らない
あぁはるかな 夢の里
風が謡うか わらべうた
木霊の主が 誘うのだろう
友と遊んだ 日暮れ道
あのままに 静かに眠る町
こころ澄ましたら
あぁ今なお よみがえる
桜ほころぶ 水面さえ
花散るたびに 詫びてるだろう
人の想いも とこしえに
底深く 静かに眠る町
母と住んだ家
あぁも一度 帰りたい
[14715へのレス] 無題 投稿者:
深川 投稿日:1/21-23:15 <HOME>こんばんは!タイトルがいいですね。個人的には何度も引っ越しをして友との別れを経験しました。故郷が湖の底に沈んだら二度と戻れないしこんな寂しいことはありませんよね・・ジーンときました。今の民進党政権時代8割がた出来上がったダム工事を中止するなど草津の近くだったかそんな街があり揉めていましたね!?結局自民党に戻り工事再開になりましたが・・その後どうなったかはさっぱりですが!?
[14715へのレス] 無題 投稿者:
浮舟 投稿日:1/22-12:04深川さん タイトルは重要ですがこれはフレーズそのままです^^優しいコメントありがとうございました。
1.
流れ〃〃〃 運命に流されて
時が流れ〃〃 行き着いたこの町
今の私に 何がある
守り続けた プライドも
今では役にも立ちゃしない
流れ〃〃〃 流山ブルース
2.
夜の帳降りる頃に 何もないこの街に
ポツリ〃〃〃 明かりが灯る
私の幸せ 何処にある
あの時 あなたのその腕に
抱かれてしまえば 良かったと
流れ〃〃〃 流山ブルース
3.
流れ〃〃〃 名も無いこの川に
ゆらり〃〃〃 灯が揺れる
川面に幸せ探しても
浮かんで消えるは 未練花
悔やんでみても もう遅い
流れ〃〃〃 流山ブルース
4.
流れ〃〃〃 人ごみに流されて
朝の早いこの街に また日が昇る
私に夢など ないけれど
想い出達が宝物
胸にしまって 生きてゆく
流れ〃〃〃 流山ブルースよ
流れ〃〃〃 流山ブルース
流山とは・・・・・・千葉県北西部に位置する市。本作品は南流山をイメージ。
ホントに何もない住宅地です。
[14689へのレス] 無題 投稿者:
深川 投稿日:1/18-21:55 <HOME>こんばんは!山下さん・・流山とは割と近くにお住まいなんですね(^^♪ 柏は賑やかですが流山は確かに何もありませんね!?
[14689へのレス] 無題 投稿者:
浮舟 投稿日:1/19-10:32山下さん その昔流山に友人がおりましたので懐かしく思い出させていただきました。ちなみに柏も縁があります^^、私のパソコンでは「流れ〃〃〃」になっていますが繰り返しですか。
[14689へのレス] 無題 投稿者:
山下 投稿日:1/20-00:51皆さんこんばんは。コメント有難うございます。「〃」は繰り返しのことです。流山市には10年前に3年程住んでおりました。柏には何十年も前に新人研修で数か月住んでおりました。随分都会になりましたね。今は大阪在住です。ところで作品への批評の方もお願いします。出来れば辛口の方が有難いです。傷ついたり、潰れたりしないので(笑い)。自己流でほぼ初心者で、作品全てについて、自分なりに問題点を感じながら投稿しています。今後ともご指導の程お願いします。
[14689へのレス] 無題 投稿者:
浮舟 投稿日:1/20-08:12「流れ流れ 流山ブルース」は韻を計算したフレーズで印象に残ります。
1番「今の私に 何がある」このフレーズのところに「こうなってしまった人物」が具体的に分かればと思いました。
[14689へのレス] 無題 投稿者:
深川 投稿日:1/20-13:28 <HOME>こんにちは!詞先でしたら字脚があちこちで違うようです。1番に合わせて字脚を揃えたいかな?と思いました。
[14689へのレス] 無題 投稿者:
山下 投稿日:1/20-22:07深川さん。こんな拙作の為に、しかも4節まで字脚を勘定して頂き本当に有難う御座います。良い人なんだと改めて思いました。要は理屈で分かっていても出来ないのです。能力の限界というか・・・。小生はある理由でハメコミはしません。詞先です。詞を付ける前に概ね字脚を決めてから詞をハメ込む特種な方式を取っています。しかし、実力不足で綺麗にハメ込めないようです。
浮舟さん。どうやらまたマスターベーションしていたようです。自分では理解しているのですが、表現しきれてないようです。これまた実力不足です。やはりこの様な場で第三者の目に晒すことは大事ですね。設定はこうです。主人公はキャリアウーマン。プライドが高いのが原因で孤独になってしまった。転勤を重ね流山に住む。1番では本人も原因に気付いておらず、運命のせいにしている。3番で悟る以上です。でも言い訳ですね。詞に説明書はついていませんから(笑い)。ご指導有難う御座いました。
宿の番傘 寄り添いながら
寒くないかと 添える指
三月(みつき)遅れの 恋なのに
逢えば儚い 一夜花
あゝ女って 耐えるもの
冷たすぎます 春の雪
濡れた黒髪 か細い肩を
抱いてください 折れるほど
呑めぬお酒に 酔いしれて
今宵炎に 染まる肌
あゝ女って 弱いもの
夢を見させて 夜明けまで
くもる鏡に なぞった名前
なぜに重たい 柘植の櫛
窓にはらはら なごり雪
溶けて流れる 罪の跡
あゝ女って 馬鹿ですね
紅も哀しい 春の雪
※浮舟さん一部手直し致しました。御意見宜しくお願い致します。
[14710へのレス] 無題 投稿者:
浮舟 投稿日:1/21-08:10山田さんおはようございます。「窓にはらはら なごり雪」この「なごり雪」は最後に「春の雪」がくるので、前に書かれていた「雪の華」にして「窓にはらはら 雪の華」と軽くすると収まりがいいように思いました。
[14710へのレス] 無題 投稿者:
山田 慎介 投稿日:1/21-09:32有難うございます。やはり外の方のご意見が一番です。自分では気がつきませんね。
辛い 別れが 来るのなら
自ら 身をひく 罪だから
未練を 捨てに 北の宿
手紙に 愛を 残します
楽しい 暮らしは 過去の夢
涙が 滲んだ 部屋の隅
ひとり 寂しく 泊まっても
愛しい 姿の 浮き沈み
先行く ための 旅なのに
離れる 覚悟 揺らぐ筆
最後の 言葉を 綴るたび
あなたの 笑顔が 邪魔をする
あとは 何とか 暮らすから
家族を 守って 約束よ
温もり 忘れ 先を見る
私の 覚悟 終の文
会ったら 心 迷うから
手紙で サヨナラ 愛の日々
[14693へのレス] 無題 投稿者:
深川 投稿日:1/20-17:36 <HOME>こんばんは!1番5行目が頭にくるとストーリーが自然かな?と思います。それから4行目が次にきて後3行目そして1行・2行目そして最終行?かな・・でも敢えて今の順序での書き方をする人もいるので何とも云えませんが・・自然の流れとしてですから(^^♪
[14693へのレス] 無題 投稿者:
ノブ コウキ 投稿日:1/20-23:46深川さま、いつも詩を読み解いて頂きありがとうございます。まだまだ未熟な詩ですが、嬉しく思います。もう一度仰る通りに並び替えしてみて、しっくりするものを選んでみたいと思います。本当に勉強になります。感謝しております。
時代をめくれば 宗吾の杜に
雪が舞い散る 音がする
民の暮らしを 見かねた末に
命覚悟の 直訴状
甚兵衛たのむと 鎖断ち切る
鎖断ち切る 船着き場
吹雪味方に 印旛の沼を
闇にまぎれて ひた進む
瞼閉じれば 村人たちや
女房子供が すすり泣く
男宗吾の 背中に冷たい
背中に冷たい 雪すだれ
天地裂けても 後には退けぬ
掟破りと 知りながら
訴状渡さにゃ 夜明けは来ない
宗吾捨て身の 愛の道
時代は巡るも 継がにゃなるまい
継がにゃなるまい 宗吾郎
[14652へのレス] 無題 投稿者:
浮舟 投稿日:1/13-10:48すみません「時代・・」は「ときをめくれば」「背中に」は「せなに」です。
[14652へのレス] 無題 投稿者:
ノブ コウキ 投稿日:1/14-21:41いつもお世話になりありがとうございます。さすがに無駄の無い流れるような綺麗な詩ですね。時代劇を見ているようでした。
私には一生無理とは判っていますが、こういう詩をいつか書けるように頑張りたいと思いました。また曲が入ったら是非掲載してください。
生意気に申し訳ありません、失礼しました。
[14652へのレス] 無題 投稿者:
深川 投稿日:1/19-11:00 <HOME>これは凄いですね!ドラマとして映像が浮かんできます。こういうの大好きです(^^自分が脚本家だったり映画監督なら映画化したい作品です!凄い凄い。。
[14652へのレス] 無題 投稿者:
浮舟 投稿日:1/19-12:38深川さんありがとうございます。これは佐倉義民伝として教科書に載っていた実話です。甚兵衛が船頭する「甚兵衛渡し」は脚色らしいですね。
どうしてこんなに 不幸の影が
二人の行く手に つきまとう
今日も流れの 傍らに
夢の躯か 枯れすすき
希の花咲く 明日を持てず
二人の夜には 月も出ぬ
今日も川原の 葦切りが
啼いて淋しい 利根の川
遠くの人里 灯りが見える
二人の涙も 知らぬげに
今日も嘆きの ただなかに
ともに佇む 枯れすすき
夜空に 儚い 冬の月
あなたに 見えない 夏の影
いくら 月夜で 照らしても
映す 影さえ 消えて行く
遠く 離れて 恋しても
知られぬ 女の 片想い
冷たく 凍える 月だから
こっちを 向いても くれないの
心 焦がして 待ってても
身振り 素振りも してくれぬ
傍に いてさえ 知らん顔
ひとりの 淋しい 片想い
ぼんやり おぼろな 冬の月
雲間に 隠れて 霞んでる
光 はなてど 届かない
実る 当てない 恋の灯よ
どこに いてさえ 見てるのに
気付いて 貰えぬ 片想い
雪舞う 寒い 日暮れ時
北の 港で 船さがす
あなた 幸せ くれた男
私の 気持ち 抱いた男
心 許した この街で
今は 帰りを 待ちわびる
悲しい 過去を 捨てて来た
こんな 女を 受けとめた
俺と 一緒に なってくれ
これから ずっと 守るよと
心 酔わせた その愛で
灯す 幸せ 噛みしめる
外海 今日も 風が吹く
冬は いつもの しけ模様
無事を 祈って 浜を見て
大漁 旗の 姿追う
心 許した 男だから
きっと 帰って この胸に
[14678へのレス] 無題 投稿者:
浮舟 投稿日:1/16-10:13ノブさん、コメントありがとうございました。この作品よくできていますね。タイトルも含めてノブさんならではのフレーズが入るともうひとつ段階が上がると思います。
[14678へのレス] 無題 投稿者:
ノブ コウキ 投稿日:1/16-22:01浮舟さま、今回も嬉しいお言葉ありがとうございます。励みになります。
タイトル、他、もっと考えて見ます。
ただこの先は、見えない大きな壁が有るみたいで、なかなか先には進まないと思いますが、頑張りたいと思います。今後も気がついた時は教えて頂ければ有り難く思います。感謝しております。
浮世から はじかれて 逃げてきた
お迎えは 流氷 氷の山脈
これを見たのは いつの日か
ああ まぶしく 氷がひかる
遠い昔に 別れたままよ
やっぱり故郷は いいよなあ
倒れてた くじけてた こらえてた
いつの間に ひとりの さすらい人生
なんどつまずきゃ わかるのか
ああ ごめんよ おふくろおやじ
アホなせがれと 叱ってくれよ
ほんとに心配 かけるなあ
オホーツク アムールよ サハリンよ
海明けが まぢかな 流氷山脈
かもめ報せる 春がくりゃ
ああ なきなき 氷も溶ける
やがて小さな ウニ採る舟か
やっぱり故郷は いいよなあ
*流氷山脈は実際にあります
宿の番傘 肩よせながら
寒くないかと 添える指
三月(みつき)遅れの 恋なのに
逢えば儚い 一夜花
あゝ女って 耐えるもの
冷たすぎます 春の雪
貴方なしでは 生きられないの
抱いてください 折れるほど
呑めぬお酒に 酔いしれて
今宵炎に 染まる肌
あゝ女って 弱いもの
頬に涙が またホロリ
くもる鏡に なぞった名前
なぜに重たい 柘植の櫛
肩にひらひら 雪の華
溶けて流れる 罪の跡
あゝ女って 馬鹿ですね
紅も哀しい 春の雪
前回字脚が違ってましたので推敲いたしました。
浮舟さんご意見宜しくお願い致します。
[14681へのレス] 無題 投稿者:
浮舟 投稿日:1/16-10:24どんどん良くなってきましたね^^
三番「くもる鏡に ・・」ですから室内と思えますので
「肩にひらひら 雪の華」はこの鏡に写すとか室内からの目線だと自然かと思います。
そうすると「紅も哀しい 春の雪」が鏡に写って綺麗かなと感じました。
[14681へのレス] 無題 投稿者:
山田 慎介 投稿日:1/16-11:07浮舟さん見て頂きまして有難うございます。
まだまだ未熟者です。これからもご指導宜しくお願い致します。
1.
最初君に会った時は 君は僕のタイプじゃない
だけど君が僕に見せた 光る笑顔見た時からは
愛が止まらないよ 君へのこの想い
胸にあふれて 今にも今にも張り裂けそう
愛が止まらないよ 君へのこの想い
言葉にできない君への気持ち
愛する人は 君一人だけ
2.
君に出会った頃の僕は 愛の枯れた大人だった
だけど君が僕にくれた 小さな恋その時からさ
愛が甦るよ 昔の頃の様に
胸にあふれる 甘くて切ないこの感じ
愛が甦るよ 君へのこの想い
心を込めて告白するよ
愛する人は 君一人だけ
仕事も趣味も駆け引き上手
だけど恋のやり方だけは
昔のままさ 真っ直ぐ勝負
愛が止まらないよ 君へのこの想い
no back zン 最後の恋さ
愛する人は 君一人だけ
君一人だけ
夜明けの フェリーに 飛び乗って
ひとりで 故郷 帰るわね
あなたは 何にも 悪くない
私が 全て いけないの
汽笛 鳴るたび 聞こえるの
あやまち 悔いても 遅いって
風吹く デッキで 泣いたって
世間に 噂が 知れわたる
あなたを 闇へと 閉じこめた
笑顔を 消して しまったの
汽笛 鳴るたび すまないと
詫びても 今では 無駄なのね
もうすぐ 港に 着くけれど
ほんとは 今すぐ 戻りたい
あなたを 忘れて 裏切った
この身の バカさ 恨んでる
汽笛 鳴るたび 浮かぶのよ
あなたの 涙が 泣き顔が
春誘う
春の君 瞼に抱けば
春誘う 冬こそ待ち人
約束の日は 置き去りにされ
幾たびめぐる 春を待つ
僕は君を 探し続けよう
山影の小路 夢に続く丘
うつろう秋冬
そしてまた 足元 春が
去る春に 憂いを纏えば
遠き心 知る術もなし
記憶の欠片 我が身を離れ
それでもめぐる 春は来る
命恋尽きて 心定むれば
山里の夏 夢に続く秋
目覚めの雪解け
そしてまた 新たな 春が
本年も宜しくお願いします。
地味に地道に頑張りたいと思います。
秀蔵
[14649へのレス] 無題 投稿者:
秋村泰好 投稿日:1/14-15:26秀蔵さん、お久しぶりです。
いろいろと作風を変えて試行錯誤を続けていらっしゃるようですね。
「朝露の一滴にも天と地が映っている」は、文筆家の故・開高健氏が遺した名言ですが、「悠々と急げ」という言葉もあります。
今年は、お互いに飛躍の年と成るよう頑張りましょうね。
[14649へのレス] 無題 投稿者:
秀蔵 投稿日:1/14-23:16秋村さんお久しぶりです。なるべく悠々とを意識するようにしています。図書館通いも慣れてきまして、スカスカな中身を補おうと頑張っております。秋村さんも素敵な詞を作られて幅広く頑張られて新年早々飛躍されてますね。私も飛躍の年として行きます。激励ありがとうございます。